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WILD HEAVEN(ワイルド・ヘヴン)は、TMNの26枚目のシングル。 ==内容== テレビドラマ『ララバイ刑事'91』(テレビ朝日系)のオープニングテーマとして使用された。 アルバム『EXPO』レコーディングの流れで作られた曲であるが、この曲をどういう曲順に並び替えてもボーナス・トラックのようになってしまったとのことで、収録を見合わせた曲である〔「GB」1992年1月号より〕。「Self Control」同様、彼らの知り合いからの評判が良く、シングル化された。『EXPO』用にレコーディングしたミックスでは、音色はアコースティック・ギターがメインらしいが、未だもって未発表のままである。シングルでは録り直ししたため、アコースティック・ギターの音は排除され、高音域でのディストーションギターのアルペジオに差し替えられている。 カップリング曲の「DREAMS OF CHRISTMAS('91 NY MIX)」は、シングル「RHYTHM RED BEAT BLACK」のカップリングとして収録されている同曲のリミックスバージョンである。原曲版との相違点は、1サビ後の2Aメロ(木根のボーカルパート)以降、スネアドラムが使われており(原曲版はスネアドラムは一切使われていない)、さらに原曲版ではアウトロがカットアウトしているの対し、本作ではフェードアウトしている。またこれまではアルバム未収録曲ではあったが、原曲版、リミックス版ともに2004年リリースの『Welcome to the FANKS!』に初収録されている。ボーカルについては新録を検討したが、あのときのスタジオの空気がはまっているということで、すでに発表された曲を新たに歌い直すのは新曲を録音するより難しいと思うと宇都宮はインタビューで答えており、ボーカルはそのままになっている。小室哲哉は毎年バージョンを変えてリリースしたい、いつかA面扱いになる日がくるとすごいとインタビューで答えている。 当作品の作詞は1990年9月のTMNのリニューアル後初のシングル「 TIME TO COUNT DOWN」以来約1年ぶりに小室みつ子が担当しており、小室哲哉は「TMの香りがする」とコメントしている。 オリジナルアルバムには収録されておらず、ベストアルバムを中心に収録されている(これ以降のTMNの楽曲は1994年のTMN終了迄オリジナルアルバムは1枚も発売されてないため、オリジナルアルバムにはいずれにも収録されてない)。前述の通り、当初はアルバム「EXPO」に収録させて後にシングルカットして発売させる予定だったが後に頓挫している。 このシングルを発売後、TMNは、小室が1992年の1年間限定でX JAPANのYoshikiとのユニット「V2」として活動し、宇都宮・木根の両者はソロ活動に専念した為、1993年迄活動を休止する。宇都宮・木根の両者は翌1992年にソロデビューしている(宇都宮はソロデビュー時点で「T・UTU」名義で活動している)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「WILD HEAVEN」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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